2011. 08. 18  
前回の記事は、いったんあれで終わりのつもりだったのだけど、

友人から「早く続きを書け」とメールをいただきました。



ん?続きなんてあったっけ?と、見直してみたところ、

このストレートな背骨を持つ方特有の症状というのがあるのだけど、

ちょっとこれから外出しなくちゃなので、またの機会に。


↑こんな記述がありました(笑)

自分で書いてて忘れていました。

なので、ストレートだとどうなのかについて

ちょっと書いてみたいと思います。



まず、よく言われていることと思いますが、

背骨の前湾と後湾で、クッションの役割をしているというもの。

頭部は、だいたい体重の10%くらい重さがあります。

5~6キロくらいの人が、成人では多いかと思います。

その重さを立位および座位では、常に受けることになります。



脊柱の湾曲がある場合、その重さを逃がすことができる。

などと言われています。

僕はちょっと違う考え方なんですけど、一応一般論ではこんな感じかと。



で、5~6キロくらいの重さがいつもかかるとどうなるか?ですが、

玄翁を想像してみてください。あ、玄翁ってトンカチのことね。

ハンマーって言ったほうがわかりやすいかも。

あの玄翁(ハンマー)を、ヘッドを上にして柄を下にします。

柄の部分をコツコツと地面に叩いていくことで、ヘッドが接地面で

少しずつ下に下がるのってなんとなく想像できるでしょうか?

つまりヘッドの重さは直で柄にかかるわけです。



これは、人でも同じという見方を、

上に挙げた例ではしてるわけなんですけど、

なんとなく通じますでしょうか。



人の場合は、頭と頚椎の境目のところが詰まる感じがしてきて、

頭痛を起こしやすくなるというわけです。

実際、ストレートの方の主訴で頭痛は多いです。



まあ、関連するとこで、肩こりや首の痛み。

目の奥の痛み、めまい…なども含まれるかと思います。



それは間違いではないと思います。

ちょっと違うと書いたけど、そういう部分はあります。

後頭環椎間が、詰まっているからそこをゆるめるのか?

詰まっているから、アジャストするのか?

詰まっているから、さらに圧着して潤滑をよくするのか?

狙いは同じでも、療法によってアプローチは違うってことなんですよね。



それと、元々湾曲があったところが真っ直ぐになった場合については、

もう一つ違う見方も出来るかと思います。



湾曲がなくなるとすると…

簡単に言うと、背が伸びます。

元々のものでないのであれば、成長期が終わった状態ならば、

当然まわりの組織も伸びます。

皮膚や筋膜、筋肉が通常時よりも引っ張られますから

「張っている」という感覚があると思います。



「腰が張って…」という方がいるとすると、

筋疲労によるものであれば、特に問題はないのですけど、

湾曲が消失してってことでしたら、それはいくらソコを揉んでも

張りはなくならないと思うのですよ。

大事なことは、湾曲を作ってあげることになります。



「首や肩が張って…」という方も同じです。

先日、そのような方がいらっしゃいましたので、

頚椎や胸椎の調整をしていったところ、

張りがす~っと取れました。

本来のバランスを取ってあげることで

身体は元に戻る力を発揮するのですよね。



ん?

ちょっと違った考え方って何?

あはは。

それを書いていませんでしたね。



僕は、ストレートでもそんなに気にすること無いって思っています。

もちろん、何か自覚症状がある場合は、対応する必要もあるでしょうが、

ストレートでも2種類あって、心配しなくてもいい場合があるから。



ストレートでも、フィクセーションが無い場合があります。

そういう方は軸がしっかりできている。

軸がしっかりできているというのは、身体感覚がすぐれているということ。

これは構造医学の受け売りですけど(笑)、

ナイル川の流域では、甕(かめ)に水を入れて、

頭の上に乗せて運ぶ民族がいるそうです。

なんとその重さ20キロ。



もし、頭の重さを直で受けたら~~~というのが本当だったら、

この民族は、みな頭痛に悩まされなければいけないことになります。

でも、実際はそうではない。

そうではないどころか、頭や首、肩の疾患が

非常に少ないのだそうです。



でも、ひとたび軸がずれてしまうと、

たかだか5キロの重さが自分を苦しめるものに変わってしまうのです。

不思議だけれど、本当の話。



ちなみに、

ある地域では、同じような器に

石をたくさん乗せて頭の上で運ぶんだそうです。

で、そこの人たちを診たところ、

通常よりも多くの人が頭痛や首や肩の痛みで

悩まされているのだとか。



水と石が違うだけで、天と地ほどの差が出ちゃうんですねぇ。

なんでだと思いますか?



★最後までお読みくださりありがとうございました。
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Author:パス
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