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2010. 12. 18  
昨日はあまり時間が無くて書けなかったのだけど、

そのハッと気づかされた部分について少し書いてみたいと思う。

「もうひとりのあなた」(J.E.アプレジャー)という本を読んでのこと。

ちなみに昨日の記事はこちら



~前略~

そのころ、私はある治療家が同じ鍼治療を施すと非常に効果を上げるのに、

同じ患者に他の治療家が同じ鍼治療を施しても

全く効果が上がらないケースを多く見てきた。



最初の頃は偶然であると思っていた。

そのため、同じ鍼治療で効果が上がらなくても、

別に注意を与えることもなかった。

また患者に対しても治療前も治療中でも、また治療後も

治療効果についての説明はしなかった。



しかし、その内に効果を上げることのできない医師が共通して、

沈黙したまま治療をしていることに気が付いた。

また効果を上げる医師は鍼治療を信じて施し、

信じない医師は効果を上げていないことがわかった。

信じない医師は2人で、鍼治療を頭から“バカげた治療法”と考えている。

そして2人とも、良い効果を得てはいない。



また彼らが鍼治療した患者を翌日同じように治療すると、

逆に非常に良い効果を得ることも判明した。

同じ鍼治療を用いて、

治療中にその効果を目の前で見られるのであるから、

違いは容易に確かめられる。

患者の痛みが和らぐのである。



喘息患者や、肺気腫患者はその場で症状が軽減した。

中毒性を持つ麻薬患者であるヘロイン患者も、

目の前で依存性や症状が和らいで行く。

赤く腫れた帯状疱疹による発疹も、

鍼治療を信じる医師が正しく治療すると、

目の前で発疹が消えて無くなるのである。



あなたはおそらく「それは効果のある場所に鍼を打てば効果があり、

信じない医師は間違った場所に打っていたのであろう。」と

考えているに違いない。

しかし、私はこれが機会となり、

治療の効果を上げるためには

セラピストの信念と意欲が左右すると考え始めた。

そして信念と意欲の力は、

想像以上に何か有りそうである。

例えば、良いムードを持つ外科医は、

皮肉で冷淡な外科医や、暗い外科医よりも

良い手術結果を上げることが多い。

これは手術のテクニック以外の何かである。



手技療法を用いるセラピストは、特に明るく

己に自信を持って信念を抱いて行うと、

反対である悲観的な考え方を持つセラピストよりも

良い効果が得られる。



そこで我々はセラピストと患者に流れる電流抵抗を測定して、

治療態度による変化が存在するか調べることにした。

すると治療効果を疑うセラピストや患者には、

電流の抵抗力が増す結果が出たのである。


「もうひとりのあなた」P.104-105



201012181553000.jpg





この「セラピストの信念と意欲」という

当たり前の言葉が実に響いたのだった。

これが治療の根幹であるのは間違いないと思う。

これが弱くては、どんなに知識や技術があっても

患者さんを助けることは難しいように思う。

そして、治ると信じることが大切なのは

セラピストだけでなく患者さんにもなのだ。

それは最後の2行に書いてあるとおりだ。



先日送られてきた「カイロジャーナル」にも

それと同じようなことが書かれていた。



共鳴(共振)作用は、同じ周波数の音叉を

少し離して向かい合わせておき、片方の音叉を鳴らすと、

もう一方の音叉も音を響かせるというよく知られた現象です。

~中略~

あなたが持っている周波数に共鳴・協調した患者さんが集まり、

あなたと共鳴・協調する部分があるから通院してくれるのです。


(シンクロ矯正法の小柳先生の連載)



つまり、“情熱”や“熱意”を持って自己の知識技術レベルを上げ、

それによって“自信”や“意欲”を持ち施術に臨む。

患者さんはその施術者が発する強い気持ちに応えるべく

共鳴・協調するのではないだろうか。



以前ラポールというタイトルで記事に書いたけど

まさにそのラポールなんでしょう。

帯津先生の言う「場の力」とも似ているように思う。



★最後までお読みくださりありがとうございました。
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rpathさんへ
こんにちは、勉強家ですね~さすがです!
最近わたしは本を読んでおりません。
少しは見習わないとv-411
人間の病気なんて奥が深すぎて
考えれば考えるほど解んなくなっちゃいます。
我々素人には分かんないですよ~
なのでこれからも勉強して患者さんの為に
頑張って下さい!
オニキス君
こんにちは。
コメントありがとうございます。
本も興味のあるものは読むのですが、
そうでないと…全然です。

勉強も、学生時代はさっぱりでしたが
やはり気になることについては学びたい気持ちがあります。
仰るとおり、人間の身体は奥が深く、終わりが無いです。
意欲と信念!
心に響く記事でした!
中医学の気功にも通じると思います。ふだんはやらないんですけど、この人に、この状況には、やりたいって思うと、手がとても熱くなるんです。波長もあるのかな。逆に、薬信仰の方にはテンション下がっちゃったりします。でも、こちらの気持ちが落ちたらいけないですね。
すみれ堂さん
気功もなさるんですか!
すごいです。
手が熱くなる感じ、たまにあります。
あと、もっとたまになんですけど、
手に電気を触ったときのようなビリビリする感じを受けることも。
本当にごくごくたまにですが。

術者側の気持ちをいつも維持しておくのも
考えてみれば難しいことですね。
これも修行ですね!
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パス

Author:パス
★埼玉県東松山市で手技療法をしています。臨床経験は17年ほど。気づいたことや日々の想いなどを綴っています。

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